【旭川空港に影響?】ジェットスター・ジャパン 一部の労働組合でストライキ

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ジェットスター・ジャパンがストライキで欠航の危機

先日、旭川空港と成田間で新規就航したジェットスター・ジャパンで問題が発生している。労働組合と会社との未払賃金などを巡る会社側との交渉が決裂し、2023年12月22日から一部従業員(パイロットや客室乗務員など60名)がストライキにはいったためだ。

幸い、ストライキ当日の22日は代替要員が確保できたため運休とはならなかったが、この記事を執筆している24日現在でもストライキは継続しており、24日の便では一部で運休が生じ「成田福岡便」が利用できくなった。

ジェットスター・ジャパンは大手航空会社と比べて人員が少なく、交代要員も少ない。ストライキが長引けば年末年始の需要期に大きな影響がでる。ストライキは2024年1月7日まで。

ジェットスター・ジャパン労働組合側の主張は至極当然

ジェットスター・ジャパン労働組合は

「コンプライアンス(法令順守)の問題でもある。法令順守のできない会社に安全文化は根付かない。このままでは事故につながる懸念がある」

出典:ロイター通信

と述べており、LCCであっても安全軽視すれば事故に繋がりかねなく、法令すら守ろうとしない会社に安全や安心は生まれないというのも実にその通り労働組合側は乗客にも理解を求めている。

すでに年末年始にチケットを取ってしまった人はかなりの影響が出てしまうが、仮に事故を起こしてしまっては元も子もなく、まずは従業員側の労働環境改善が急務とみる。

例えLCCであってもきちんとした残業代が支払われないのはモチベーションや労働意欲に大きく影響する。安全な運行に対しても決して看過できない問題と個人的にみる。

ジェットスター・ジャパンの「成田旭川便」への影響は?

この記事を書いている時点で、成田旭川便の欠航情報は出ておらずとりあえずは大丈夫そう。

ただし、労働組合の交渉状況やストライキに参加する従業員、特にパイロットなどがさらにストライキに突入すれば旭川便も結構する可能性があり、油断はできない。

旭川便は旭川市などが強力に後押しして新規就航した要の航空路線。今まで旭川空港には本格的なLCCが無く、就航によって道北や道東観光へのアクセスが良くなることから、旭川市以外に周辺地域などから注目されている路線。スタートから悪いイメージでその後へ悪影響がでないことを願うばかり。

 

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