小樽なると屋旭川東光店の跡地にセイコーマートが誕生
2022年12月に小樽なると屋が旭川市内で一斉3店舗同時閉店した店舗のうちのひとつ、旭川東光店跡地にセイコーマートが出店することがわかった。
場所は緑東大橋がある道道294号線(東川東神楽旭川線)、東光寄りの道路沿い。
東光から旭神や緑ヶ丘に方面に抜ける道路で、9月中旬オープン予定の「コメダ珈琲旭川旭神店」もこの通りの先にある。
周辺には食品スーパーなどがなく、少し離れた距離にコンビニがある程度。
店舗は現在、なると屋の外装が白く塗られ改装を待つ状態。ここからセイコーマートの外装工事や内装をやるとなると少し時間がかかると思う。
駐車場は最近の市内コンビニに比べるとあまり広くないものの、最大15台程度は止められると思う。舗装のみ工事が完了し、真新しい舗装になっていた。
ちなみにこの場所は「なると屋」になる以前は「セブン-イレブン旭川東光13条店」として営業していた店舗。同じコンビニ同士ならサイズ的にもちょうどいいかもしれない。
セイコーマート東光13条店の開店日は?
セイコーマート公式ホームページのオープニングスタッフ募集のページでは既に求人募集の案内があり、これによると2023年9月下旬にオープン予定。
営業時間は24時間とならず、朝6時~夜23時までの営業。
セイコーマート東光13条店はホットシェフ(店内調理)併設タイプ
出典:セイコーマート
同じ求人募集のページによるとホットシェフのスタッフ募集も行われていることから、ホットシェフ併設店舗となりそうだ。
セイコーマートは店舗によってはホットシェフが無く、弁当などが店内調理でない場合もあるのだが、今回新規オープンする東光13条店ではホットシェフが併設される。
これによりできたてのカツ丼や手作りおにぎり、フライドチキンなど人気メニューが楽しめる。
ホットシェフ併設店舗になるため、内装工事に若干時間がかかるかも。
セイコーマート新規店舗でライバルとの競争がさらに激化するか?
セイコーマート東光13条店が新規出店する近隣(半径500m以内)にはコンビニが存在せず、小さな空白地帯となっている。
橋を渡った先にはローソン旭川旭神2条店が存在するが、徒歩圏内となるとわざわざ橋を渡って移動するのは少々不便で、東光13条あたりに住んでいる人にとっては利用しやすい店舗となりそう。
このほか周辺をみわたすと、北側の南6条通りにはライバルのセブンイレブンが2店舗、同じセイコーマートは1店舗、その北東側にもセイコーマートとローソンが1店舗、東側にはローソンが1店舗、南西側にローソンが1店舗と、東光地区にはかなりのコンビニ店舗があるのがわかる。
セイコーマートは大手コンビニと異なり24時間営業でない店舗もあるものの、店内調理によるできたての弁当などを提供する独自性や、コンビニなのに広告チラシを出してセールを行うなど、小さな食品スーパー・弁当屋に近い業態が特徴だ。
ただでさえ物価が上昇し、もともと節約志向の強い旭川市民は、給料が低い低所得者や年金ぐらしのお年寄り、子持ちの家庭であれば、単価が高いセブンイレブンやローソンなどの利用を控え、同じコンビニならセイコーマートを利用する傾向があると思う。一人暮らしに嬉しい低価格惣菜も魅力的だ。
また、現場系の労働者や外回りの営業マンなども昼のコンビニ休憩する時、同じ値段ならできたて調理のセイコーマートの弁当の方が嬉しいはず。そういった点などが北海道でセイコーマートが人気になる所以であり、旭川市内でもそういった傾向が見られると思う。
セイコーマート旭川東光13条店は南6条のメイン通りから少し離れているものの、周辺に店がほとんどないことから徒歩圏内の利用はもちろん、旭神方面からの利用などで確実な需要があるとみた。
市内ではトライアル、ザ・ビッグの攻勢やDZマートの新店舗建設などで食品スーパーによる低価格競争が激化しているが、コンビニにおいても低価格志向の流れが強くなり、セブンイレブンやローソンとっいった本州大手はセイコーマートに対して苦戦を強いられるかもしれない。
※大手コンビニは直営でなく、オーナーとのフランチャイズ(FC)契約が多いので苦しむのは本部よりも個人オーナーであるが
セイコーマート 旭川東光13条店の店舗情報
住所:旭川市東光13条1丁目3番18号
営業時間:6:00~23:00
開店予定日:2023年9月下旬
コメント
なると屋の前はセブンイレブンだったので
建物の大きさはピッタリですね。
コメント&情報ありがとうございます。
調べると「なると屋」の以前は、「セブンイレブン旭川東光13条店」の店舗だったようですね。元コンビニの店舗でサイズ的にもちょうど良いかなぁと思います。