【親戚の話】旭川市のブラック企業のブラックな話 その2

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創業100年以上続く老舗弁当屋は超ブラック

これは管理人の親戚の人の話。その企業は旭川市内でも有名な明治32年の老舗弁当屋。

旭川駅が明治31年に開業していることから、その翌年に駅弁屋として創業し、現在でも続く歴史ある企業なのだがここも相当なブラック。

この会社はとにかく拘束時間がやばい。日が登る前の早朝から出勤したと思えば帰りは夕方。少し休んだと思えばその日の深夜には出勤したりととにかく長時間労働がはびこっている。

また、休日であっても人手不足のため普通に手伝いで出勤しており、まともな休日は数週間無いなんてことも。

聞くところによると本州から北海道フェア的なイベントでの発注があり、飛行機で空輸しているのだが、これの納期に間に合わせるためかなり時間に迫られているようだ。

人気がなく求人出しても応募なし

また旭川でも不人気な食品を扱う業界とあって求人を出しても全然応募がなく、前回応募があったのは70歳のおじいちゃんという悲惨な事態。

労働条件としては求人票を見る限り、年間休日日数が105日で以下こんな感じ。
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[仕事内容]
お弁当盛りつけ、書類作成、業務管理など
[資格]
主婦(夫)歓迎
[求める人物像]
未経験者応募OK、簡単なパソコン操作できる方
[時間]
8:00〜17:00
※製造数により出勤時間変動(深夜出勤)・残業あり
[休日]
月8〜9回(シフト制)
※希望休の申請OK
※年間休日105日
[給与]
月給170,000〜200,000円
[諸手当]
交通費規定支給、深夜手当
[福利厚生]
各社保完備、車通勤可(無料駐車場完備)、有給休暇制度、制服貸与
[昇給・賞与]
会社実績により昇給・賞与あり
[試用期間]
試用期間3カ月あり
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この求人票どおりならそこまで悪くはないように思えるが、実際には残業や休日出勤がひどいので若い人には魅力的には見えないと思う。

特に旭川は20~30代の働き手が少ないので、こういった不規則で長時間労働な環境は選ばれない。

頼みの綱の外国人留学生は思うように使えず…

それでもコロナ前は東南アジア系の外国人留学生を労働力として使っていたのでなんとかなっていたようだが、コロナ後はその外国人留学生が帰国してしまったり、新たな留学生が増えずで思うように外国人留学生を使えずこれも人手不足の要因となっていた。

そのしわ寄せが現在居る社員にきているようで、完全に負のスパイラル化してしまっている。求人を出して増員により負担を軽減しなければならないが、思うように人が集まらず採用でない状況にある。

老舗企業に多い?ボス社員

 

この会社には女ボスなるベテラン女性社員が居て、新入社員をいびる習慣がある。そのため若い人が採用されても長時間労働と不規則な休日、新入いびりで長続きしない傾向にある。

使えない社長

この企業の社長もまた大問題。創業家の3代目社長は営業はできるので本州から仕事をとってくる能力はあるのだが、工場の生産能力以上に仕事をとってくるので、現場の激務の原因となっている。

また、社長は工場では使い物にならずお荷物状態。その割に風水の真珠や宝石を買ってみたり、毎日神棚にお祈りしてみたりとチグハグ感が漂っている。

そんな神頼みするヒマがあったら労働環境の改善やどうやったら人が増えるかに注力したほうがよっぽど良いと思うのだが。

旭川の老舗弁当屋は要注意

親戚の人から聞いた話なので若干脚色気味に書いた部分もあるが、とにかく長時間労働の休日出勤で過酷な労働環境であることは確か。

働くのが大好きな仕事人間なら良いと思うが、プライベートや休日を楽しみたい人は絶対に入っては行けないと思う。

奇しくも自分が居たブラック企業と同じく旭川市の中でも老舗企業。こういった老舗企業には昔ながらの習慣や体育会系的なところがあって、ブラック企業な会社が多いのかもしれない。

そしてブラック企業であることに経営者が気づいていないのが一番痛い。

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