【開店・旭川初上陸】本州大手・寿司チェーン店の「くら寿司旭川4条通店」が5月下旬オープン予定

旭川市の地域情報
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くら寿司がいよいよ旭川に初進出

本州大手寿司チェーン店の「くら寿司」が旭川に初進出することがわかった。北海道では札幌市が一番多く出店しており、その他は函館市や帯広市、最近では室蘭市や苫小牧市などに新規出店していた。

今回の旭川進出は、道北圏では初店舗。市内では「スシロー」や「はま寿司」、「魚べい」など、本州系列の大手チェーン店が出揃っているが、「くら寿司」はその中でも最後発となる。

なお、くら寿司自体の北海道進出は大手ながらもかなり遅く、札幌にコロナ真っ只中の2021年に初進出して以降、順次道内で店舗を拡大中。旭川市の店舗はその9店舗目となる。

出店場所は旧オリエントホテル旭川の跡地に新築物件で

今回、旭川初進出するくら寿司がオープンする場所は、かつてオリエントホテルや笹丘ホテルがあった跡地。

笹丘ホテルはその前に解体され、近くのお寺の第2駐車場になっていたが、旧オリエントホテル旭川の方はかなり長い間廃ビルになっていて、街の景観的にも悪影響が懸念されていた。これが2023年夏頃からビルの解体工事がスタート。

この記事を書いている時点ではすでにビルは解体されて、跡地となりの笹川ホテル側に新築店舗の外装が9割ほど完成している状態となっていた。

くら寿司の店舗看板はまだ付いておらず、内装がどうかは不明で、くら寿司公式サイトによる求人情報などによると5月下旬オープン予定。

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100人規模の求人募集となっていたが、果たして人手不足でかつ外食店では市内でどれだけ人が集まるか不透明な部分もあり、定員の確保次第では開店が後にずれ込む可能性もある。

なお、他の回転寿司店と比べてもすし皿の片付けや会計時のお皿計算業務が無いため、その点はくら寿司のアドバンテージとみる。

くら寿司といえば食べたお皿でビッくらポン&水回収システム

くら寿司といえば「ビッくらポン」。これは食べたお皿を回収しつつ景品が当たるサービスのことで、5枚で1個くら寿司オリジナルのガシャポンができるというもの。

席に食べた後のお皿がたまることなく、多人数で行っても寿司を楽しめる他、会計時にお皿を数える手間も省けるので一石二鳥というくら寿司オリジナルのシステムなのだ。

大人でも楽しそうな仕掛けなので、子供にはさらに嬉しいのかも。市内ではかつて回転寿司の「ぽっぽ」という少しエンターテインメント系の回転寿司が存在したが、その系統を感じる。

さらにビッくらポンであたる商品もくら寿司オリジナルだけでなく、他業種コラボで最近では「ちいかわ」グッズがあたるなど魅力的な景品を用意している(※コラボは期間限定なので旭川店オープン時は終了している可能性あり)。

またお店的にもいちいち食べたお皿を回収する手間が省けたり、お皿洗いそのものが自動化されることで、皿洗い業務を効率化できるメリットがある。

さらに回転レーンの寿司には個別に寿司をガードする「寿司カバー」なるものもいちはやく導入されており、衛生面での対応もしっかりしている。

旭川市は本州大手系列の回転寿司チェーン店が出揃う・市内でもチェーン店同士の競争になるか?

先にも書いた通り、市内では本州系列の

  • 「スシロー」が2店舗
  • 「はま寿司」は3店舗
  • 「魚べい」は2店舗

あり、この他にも北海道ローカルの回転寿司チェーン店では「トリトン」、「北々亭」、「回転寿司とっぴ」、「ちょいす旭川大町店」など旭川市内は回転寿司だらけといっても良いぐらいひしめきあっている。

回転寿司は外食産業の中でも「老若男女問わず人気がある業態」とされ、子供からお年寄りまで好き嫌いが少ないジャンル。市内でも回転寿司の店は比較的多い。

市内で店舗展開する本州大手の「スシロー」や「はま寿司」、「くら寿司」は低価格帯なので特に「トリトン」などとは客層が違うものの、低価格帯同士での競争が激しくなることが予測される。

特に今回くら寿司が出店する場所は、スシロー4条通店の目と鼻の先にあるので、場所的にくら寿司がスシローに真っ向勝負を仕掛けてきたような雰囲気もある。

その一方でスシローはできた当初、特に1店舗しか無い時はかなりの混雑ぶりだったが、2店舗になって以降は客が分散され、かつ最近の値上げの影響もあってか、かつてほど混雑することはなくなる傾向にある。

低価格系回転寿司でも依然ほどお得感が薄れているのも事実。同じような金額であればくら寿司が旭川市内に進出することでスシローやはま寿司といった低価格帯を好む客層のニーズを獲得できるか注目である。

個人的にはさきほど紹介した「ビッくらポン」など楽しい仕掛けがあるので、低価格帯+付加価値といったニーズで子供連れのファミリー層には結構ウケそうなきがする。

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