【倒産・仕出し料理】藤井調理部が事業停止&自己破産か

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東旭川の藤井調理部が倒産

創業35年で市内近郊での法事などの仕出し料理等を手掛けていた藤井調理部が5月22日までに事業を停止し破産手続きに入った。

負債総額は約1億2500万。

藤井調理部が事業停止(倒産)の理由と背景など

バブル末期の1989年に創業した藤井調理部は、一時期は年間1000件を越える法要に年間売り上げは2億円を越えるほど売上があった。が、近年は

  • 同業他社との競争激化
  • 人口減少による重要減少
  • 人手不足でコロナ明けのアルバイト確保が厳しい
  • コロナ禍以降の冠婚葬祭の小規模化
  • 長年の経営不振により資金繰りの悪化

などが大きく影響し、昨年2023年の売上は5300万円ほどだった模様。これらが影響し業績回復の見通しができず4月30日に事業停止となった。その後22日までに破産手続きの準備に入っている。

仕出し業は古くは江戸時代からある伝統的業種だが、仕出し料理が使われなくなってきたのは平成の後半から。宴会や法事もホテルや宴会場で開かれるようになり、寿司屋やレストランなどでも小規模で開催することで、以前のように仕出し料理に依頼するケースが減ってきている。

さらに法事などの冠婚葬祭もコロナ渦以降は規模が小規模化しており、例えば親族だけで執り行う「家族葬」が増えるなど、仕出し料理に依頼したとしても数が出ない状況になる。さらに5回忌、6回忌など数を重ねて近い親族だけで行う場合は仕出し料理でなく、料亭や弁当屋にしたり、そもそも弁当を頼まないなど需要が減ってきている。

市内には藤井調理部以外に長谷川調理部やきたじま仕出し料理など同業ライバルも多数存在しておりそことの競争もあった。

また、最近は法事も葬儀屋が場所ごとに手配し、その都度仕出し屋を変えたり、競合の弁当屋に依頼するなど競合がかつてよりも増えている。

旭川市内ではつい先日、結婚式場の「QueenzK」が倒産したがコロナ渦以前のような大人数でパーティや葬儀そのものが減っており、そういった影響が垣間見える。コロナ時のゼロゼロ融資を受けいていた仕出し屋があるとしたら、今後はその返済などが影響して倒産の可能性もある。

令和でアフターコロナの現代では仕出し業ひとつでは成り行かない時代になっており、古くから考えにとらわれない新規事業や、業界転換、異業種参入など仕出し業だけで終わらない柔軟な企業経営が求められれている。これができない会社は旭川市内でも今後淘汰され、他にも事業停止が進むと管理人は思う。

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