【2025年でラスト開催】幌加内町新そば祭りファイナルへ行ってみた

旭川市の地域情報
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幌加内町・最後の新そば祭りは早朝の開始前から人だかり

今年で30回の節目でラスト開催となった幌加内町の新そば祭りに行ってきた。場所は旭川市から車で1時間程度の場所にある幌加内町の役場周辺。

幌加内町はそばの生産が日本一という、大そば産地。元々は国の減反政策で稲作からそばに切り替わったことからはじまり、そば生産に適した気候と農家さんのこだわりで日本有数のそば生産地となっている。

管理人は過去に一度だけ10年前ぐらいに行ったことがあって、今回はそれ以来の訪問。

かつてのイメージは役場の駐車場に車を止めて、その周辺にそば提供ブースがあったと記憶していたのだが、ご覧の通り役場駐車場はメイン会場に変化しており、座ったり立ち食いができる休憩所が設けられ、その周辺に全国各地の特徴あるそばを含めたブースが並んでいた。

会場に付いたのは開始時刻8時30分よりも少しはやい8時だったが、すでに会場には大勢の人で盛り上がっており、提供開始時間前だがそばコーナーではすでに行列ができていた。

幌加内町新そば祭りファイナルのそば出店舗とそのお味は…?

幌加内そば祭りファイナルで出店していたお店&団体一覧

  • 幌加内高校
  • 北海道空知上砂川手打ちそば愛好会
  • 一幸庵&神戸手打ちそばの会
  • 新潟へぎそばの老舗「小嶋屋総本店
  • いしかり 手打ちそば同好会
  • 紋別市 北海道そば
  • 幌加内伝承 手打ちそばせい一
  • 幌加内町 北最寒
  • 北海道そば研究会
  • 北の郷 そば工房

新そばは文句なく美味しく、とろろそばは美味

幌加内新そば祭りファイナルのとろろそば

管理人は神戸のとろろそば700円と紋別市の天ざるそば1000円を食べた。とろろそばは、濃いめのツユととろろの相性がとても良く、そばと合わせてかなりの美味だった。

残念ながら天ざるそばの写真がうまく撮影できていなかったため、文章のみだがこちらはえび天とほたての天ぷらにざるそばの組み合わせ。えび天はもちろんのこと、ホタテの天ぷらも結構美味しく、そばと合わせて美味しく食べれた。

新そば祭りで食べられるそばの値段と種類

出店舗によって価格は若干異なるが、かけそばが600円前後。とろろそばが700円。かき揚げそばが800円、天ぷらそばが1000円ぐらいとで提供されていた。

場所によってはメニューがとろろそばだけとか、一品だけの場合もあるので色々巡っても美味しいと思う。

町内や道内以外に新潟県からは新潟へぎそばの老舗、「小嶋屋総本店」や、長野県の渡辺製麺などの遠方からの出店もあった。

ただし、人気店は行列がかなりの人数となるため(Xにてへぎそばは1時間ぐらい並んだとの報告あり)、はやめに行って並ぶか行列の少ないブースを選択したほうがいいケースも。

また、中央の椅子とテーブルに関してはかなりの人数が収容できるほど大量に設置されていたが、ランチの昼時など超混雑するときは座れないことも想定されるので、複数で行ったときはうち一人は席をキープしてもらって他の人がブースに並んでそばを購入すると行った連携プレーだとスムーズに食べれると思う。

お土産コーナーやアルコール類の出店も

中央のそば提供コーナーの他に天ぷらや天丼を提供する売店ブース、アルコール類、キッチンカーやクレープや甘栗、幌加内産の乾燥そばや生そばの販売などお土産的なお店もあり、ちょっとしたお祭りのような会場だった。

ゲストコーナーも存在し、今年は土曜日が島谷ひとみ、日曜日が鈴木亜美がゲストとなっている。

新そば祭りはこれにて終了…来年以降は?

幌加内の新そば祭りは2025年の第30回をもって終了となることがアナウンスされている。

その原因としては人手不足ががあり、現在の規模での継続運営は困難と判断したため。町の高齢化や人口も年々減っており、農業従事者やイベントに携わる人達も高齢化。担い手不足が大きな要因だ。

ただし、来年以降は規模を縮小した代替イベントが検討されており、今までのような大規模とはならないものの、そば祭り的な何かを楽しめるかもしれない。

管理人も10年ぶり以上に行ってみて以前よりも規模が超拡大しているに驚いたが、逆にこれを運営していく人手や体力、企画力の維持は相当なものと感じた。

そばでまちおこしをしている幌加内町としては、街の一大イベントが消滅してしまうのは勿体ないし、ぜひとも代替イベントによる継続を望みたいところ。

 

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