【2023年】秋の全国交通安全運動が9月21日よりスタート

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2023年・秋の交通安全運動は9月21日から

年に4回実施されている全国交通安全運動。2023年・秋の交通安全運動は9月21日からスタートする。

この時期は普段以上に取締のパトカーが出動し、ネズミ捕り(速度違反)や信号待ち、一時停止違反など青切符の件数が多くなる。

交通安全運動の目的としては、内閣府の公式ページによれば…

本運動は,広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより,交通事故防止の徹底を図ることを目的とする。

となっており、交通事故防止の徹底が主な目的であることがわかる。

2023年・秋の交通安全運動の実施期間

運動の実施期間は令和5年9月21日(木)から30日(土)までの10日間。

初日の21日は「統一行動日(セーフティーコール)」、最終日の30日は「交通事故死ゼロを目指す日」とされている。

2023年・秋の交通安全運動の運動重点

23年の秋の交通安全運動の重点は以下の通り

(1) こどもと高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
(2) 夕暮れ時と夜間の交通事故防止及び飲酒運転等の根絶
(3) 自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
秋の時期は日照時間が短くなり夕暮れがはやくなって歩行者や自転車の発見が遅れる季節。また歩行者中の事故は交通事故死者数全体の中でも最も高く、歩行者側にも走行車両の直前・直後横断や横断歩道外横断、信号無視等の法令違反が認められるなど、歩行者がらみの事故が増えやすい。そのため重点項目としてあげられている。

北海道版の秋の全国交通安全運動と重点項目について

北海道の交通安全運動では上記の全国版の重点項目にプラスして、地域柄を考慮した重点項目が一つ追加されている。

北海道ではスピードを出しやすく事故に至ると死亡事故に発展しやすいことから第4項目に「スピードダウンとシートベルト」が追記され、

  1. こどもと高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
  2. 夕暮れ時と夜間の交通事故防止及び飲酒運転等の根絶
  3. 自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
  4. スピードダウンと全席シートベルトの着用

となっている。

交通安全運動期間中はネズミ捕りやパトカーが増加。移動式オービスも出現?

毎度のことだが、交通安全運動期間中は取締を目的としたパトカーが増加し、市内はもとより郊外道路でも積極的に取締が実施される。そのためいつもよりも青切符を切られる可能性が高くなる。

取締対象は

  • 待ち伏せ&隠れた状態からのネズミ捕り(速度違反)
  • 一時停止違反
  • 赤信号無視

など、青切符対象となる交通違反がほとんど。近年はこれに加えて導入が進んでいる「移動式オービス」による取締も予測され、より検挙数が増えるものと推測している。

特に移動式オービスは制限速度から+15km付近で作動するとのことで、例えば時速60km/h制限の道路であれば時速75km/h程度で検挙対象になってしまう。しかも郊外道路以外に住宅街などでも取締が可能、かつ写真撮影で後日郵送による通知書が届くタイプのため、次から次へとバンバン取締が可能だ。

くれぐれもスピードは控えめに、ゆとりと思いやりのある運転を心がけてほしい。

 

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