【バスカード以外が使用可に】道北バスが高速バスと一部路線でタッチ決済を導入

旭川市の地域情報
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道北バスで全国共通のキャッシュレス決済が利用可に

旭川市内とその近郊でバス事業を展開する「道北バス」が、高速バスと一部路線バスで「タッチ決済」を2024年3月29日からスタートさせる。道北地域のバス会社でタッチ決済を導入するのは初。

対象となるのは「高速あさひかわ号」など都市間・高速バスと、「名寄線」や「ぴっぷスキー場線」、「美瑛線」、「層雲峡線」、「旭川空港線」、「サンタプレゼントパーク線」など隣町や観光地、スキー場や旭川空港などを結ぶ郊外路線バス。

これまで道北バスは、現金または独自のICプリペイドカードシステム「Doカード」のみキャッシュレス決済に対応していた。このため外国人観光客が運賃を支払う際に手間取ってかなり時間を要し、ときによっては運行に支障をきたす場面もあったという。

今回、本州などで広がりを見せている世界共通の「タッチ決済」に対応することで外国人観光客であっても「Doカード」を使用せずにキャッシュレス決済が可能となった。

出典:NHK北海道

特に旭川空港線や美瑛線、富良野線など本州から飛行機で訪れた観光客が移動する際に利用する頻度が高い路線で、タッチ決済可能なクレジットカードやスマートフォンさえあれば気軽にバスに乗れるようになる。

旭川空港は去年12月にジェットスター・ジャパンによるLCC(旭川~成田)が初就航して以来、観光客の利用が増えていること、それ以外にもコロナ規制緩和によって急激に旭川市を訪れるインバウンド客が増えており、Doカード以外のキャッシュレス決済導入が望まれていた。

今回道北バスが一部路線や高速バスのみとはなるがタッチ決済を導入したことにより、地元民はもちろん、本州からの観光客やインバウンドなど利便性がかなり向上するものと思う。

なお、もうひとつのバス会社、旭川電気軌道では未だ独自ICカードシステム「Asacaカード」のみの対応で、こちらも独自以外のキャッシュレス決済の対応が望まれるところ。

道北バスでタッチ決済が利用可能となる路線・一覧

高速バス

  • 高速あさひかわ号(札幌~旭川) ※共同運行の北海道中央バス運航便でも利用可
  • 高速なよろ号(名寄~旭川) ※道北バス運航便のみタッチ決済利用可
  • 特急オホーツク号(紋別~札幌)
  • ノースライナー号(旭川~狩勝経由~帯広、旭川~三国経由~帯広)
  • サンライズ号(旭川~北見~釧路)※道北バス運航便のみタッチ決済利用可

路線バス

  • 名寄線
  • ぴっぷスキー場線
  • 白金線
  • 美瑛線
  • 美瑛白金線
  • 留萌線
  • 層雲峡線
  • 上川層雲峡線
  • 旭川空港線
  • サンタプレゼントパーク線
  • サンタリクス線

タッチ決済の利用方法

乗り方はDoカードとほぼ同じで、乗る際に乗降口付近に設けられたタッチ決済専用の読み取り機器にタッチ決済対応クレジットカードやスマートフォンをかざして読み取りを行う。

降りるときは運賃箱付近に設けられた、降車用の読み取り機器に再度カードやスマートフォンをかざして読み取りを行う。これで運賃支払が可能になる。

 

 

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