【ゆるい系ジム】ライザップ系列のチョコザップ(chocoZAP)が旭川市でも出店増加

旭川市の地域情報

2023.12.08

キツくない・気軽系のコンビニジム、チョコザップが旭川にも進出

チョコザップというジムをご存知だろうか。最近だとテレビなどで取り上げられたため、知っている方も多いかもしれないが、ライザップが手掛けた無人のコンビニジムといえばわかりやすいと思う。

そのチョコザップは全国規模で出店を増やしており、初出店からわずか１年たらずで既に全国で1000店舗以上、会員数も100万人を突破するほどの急拡大ぶり。このうち北海道には2023年12月現在、札幌と函館、旭川、恵庭の４都市に出店している。

道内の店舗数は札幌が断トツの１８店舗で、函館と旭川は３店舗。恵庭市は１店舗という展開。

旭川市の店舗は、2023年10月に旭川８条通りの１号店が誕生し、12月現在「chocoZAP 旭川豊岡」、「chocoZAP 旭川８条通り」、「chocoZAP 旭川３条通」の３店舗まで増えている。

ライザップというと、「結果にコミットする」というキャッチフレーズのもと専属トレーナーや厳しいトレーニング、高額な料金などかなり敷居の高いイメージがあるが、チョコザップはその真逆。

月額2,980円（税抜き）という、ジムの中でもかなり低価格な料金設定に加え、入会すると体組成計とヘルスウオッチ(スマートウォッチ)が無料スターターキットとしてプレゼントされる。

専属トレーナーは居ないものの、このヘルスウオッチ(歩数や睡眠などを記録)や体組成計(体重や体脂肪率、基礎代謝などを測定)と専用アプリを組み合わせて、自分の健康状態を見える化。的確な健康管理とモチベーションアップに貢献する仕組み。

ライザップのようなハードなトレーニングとは真逆な、１日５分からでもOKという気軽なライト層をターゲットに、着替えや靴の履き替え不要なコンビニ感覚で使える店舗が特徴。「簡単」に「便利」で「楽しく続けられる」というのがチョコザップのテーマ。

店舗では一般的なジム系器具のほか

なども利用可能で、しかも２４時間体制でいつでもOK(※ただし店舗によっては未提供のサービスあり)。

一例として、旭川豊岡店では、セルフエステ、セルフ脱毛、ストレッチスペース、更衣室、オープンロッカー、セルフネイル、セルフホワイトニング、ドリンクサービス、ワークスペース、デスクバイク、マッサージチェアなどが利用できる。

チョコザップは既存の空きテナントに居抜き出店しており、特に豊岡店は駐車場が３台までと、大型駐車場を完備した市内の他ジム(快活クラブ FiT24、コナミスポーツなど)と比べるとマイカーでの利用がしづらい。

店舗近所に住んでいる人なら利用しやすいが、旭川で主流のマイカー移動を考えるとこのあたりは不利に思える。

一方で月額利用料が３０００円ぐらいなのでお手軽料金に加え、スターターキットが届き店舗もいつでも利用可能など気軽に使う分には魅力的な部分もある。

市内では2023年12月11日から3つ目の新店舗、「chocoZAP 旭川三条通 12月11日OPEN」がオープンすることも決まっており、店舗数が増えれば住んでいるところや会社帰りなど利用しやすい店舗が増え利便性も高まっていく。

チョコザップは2025年までに全国で現在の倍近い2000店舗を出店計画中とのことなので、旭川市内でもさらに店舗数が増える可能性がある。市内に登場してからまだ数ヶ月程度しかたってないが、4店舗目、5店舗目と増えてアクセス性でいえば次第に使いやすくなっていくと管理人はみている。

その一方で北海道第２の都市でありながら、流行ものは飽きられやすい旭川でどこまでチョコザップが流行るのか。今後に注目していきたい。