【インバウンド】旭川空港に上海(浦東)間で新路線。国際便の新規就航で中華系観光客が増加する?

旭川市の地域情報
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旭川~上海(浦東)に新規国際便が就航

旭川空港と上海浦東国際空港間で新しい国際便が就航する。時期は2024年1月16日(火)からで、運航は火曜日と土曜日の週2便で、所要時間は約4時間の見込み。航空会社は吉祥航空。

現在、旭川空港には台湾のタイガーエアによる台北(桃園)線のみで、コロナ前には同じ上海浦東線に中国東方航空と春秋航空が運行していたが、その後は運休。今回の吉祥航空による新規就航で久しぶりに旭川~上海の国際便が復活する形。

なお、2023年12月15日からは国際便でないが新規LCCとして成田~旭川間でジェットスターにる新規就航を控えており、旭川空港に乗り入れる飛行機がまた増える形となった。

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今回の新規就航は定期便ではない、中国の旧正月の大型連休にあわせた季節運行となるが、状況によっては定期便に移行したり、運休している他社による定期便復活も十分ありえる。

市内や近郊の観光地や宿泊施設は中国からのインバウンド客で好影響?

かつての旭川市内やその近郊(美瑛や富良野)は中国からのインバウンド客でごった返していた。

旭川市のデータによると2016年の旭川市への訪日外国人は、前年比10.3%増の1,244,700人。そのうち、中国からの訪日外国人は前年比25.2%増の271,600人で、全体の21.7%を占めていた。

ちなみに2022年はというと150,000人程度で、2016年に比べると約40%も減少している。

当時は旭川と上海の国際便が就航し、上海から気軽に観光しやすい状況にあったことなどが要因。また、旭川と北京との国際便も存在していた。

これが2017年以降から2023年にかけてはこの国際便がすべて運休となって、旭川市への直行便が無くなったことからその影響がかなり大きかった。

2023年はチャーター便という形で旭川に乗り入れる国際便があったが、今回の新規就航はそれよりも多い季節運行。市内の宿泊施設や観光地は中国人観光客が増え、特にホテル系はかなり忙しくなると思う。

かつて旭川西イオンには、大型観光バスが乗り付けて中国人がいっぱいやってきていたが、再び同じ光景を目にすることとなるか。

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