【閉店】焼肉バイキング・ウエスタン 旭川永山店が15年の歴史に幕。

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焼肉食べ放題のウエスタンが2024年10月31日で営業終了

永山地区で15年ほど営業を続けてきた焼肉バイキングのウエスタンが2024年10月31日をもって営業終了した。

開店日はいまから遡ること2009年7月。それ以前はバイキングのKUKAI(くうかい)という店舗が入居しており、ここに居抜き物件としてスタートしていた。

焼肉バイキング・ウエスタンの本拠地は帯広市で、ここに「焼肉バイキング ウエスタン 本店」がある。旭川への進出はここ1店舗のみで他には札幌に2店舗ほどあったが、うち1店舗の焼肉バイキングウエスタン北郷店が2024年3月31日で閉店しており、現在札幌圏の店舗は平岸店のみ。

焼肉バイキングウエスタンは、開店当初からリーズナブルな価格帯で肉の種類も比較的多く、そこそこ美味しい肉と、特製のオリジナルカレーなどを含め寿司、デザートや惣菜、中華などサイドメニューが充実しており、特に家族連れに人気の店舗だった。

一体閉店となるまでに何があったのだろうか?

焼肉バイキングウエスタンの閉店の原因は値上げによる客離れと競合店舗の台頭か?

焼肉バイキング ウエスタンの永山店はコロナ禍でもオリジナルカレーのみを販売するなどかなり踏ん張って潰れることがなかったのだが、コロナが落ち着くと今度は経費などいろいろなコスト高もあったと思うが値上げに踏み切っていた。

かつて大人1人、ディナーが税込み1,980円で利用できた料金は、値上げにより3,200円まで上昇。1980円時代を知っていると1000円以上の値上げはさすがに大きく、客足が遠のいたと分析する。

好きな人でも回数を減らしたり、中には違う店舗に鞍替えしたり、同じ外食でも旭川で増えまくった回転寿司(スシロー、はま寿司など)などへもっと安い方に流れたりと、気軽に利用できなくなったと見る。

また、永山地区には比較的近くに焼肉バイキングでは大手の「焼肉きんぐ」が2016年12月にオープンしており、こちらの3種類あるコースの中でも一番人気の「きんぐコース」との価格差がほとんど無くなっていた(現在は税込み3,498円で値上げ前は税込み2,980円) 。

ウエスタンを利用していた人の中で値上げによる割高感から、焼肉きんぐに鞍替えした人も一定数居たのではないかと思う。

特に焼肉きんぐはテレビなど全国放送でも特集され、開店当初よりも確実に客が増加。今では混み合う混雑店となっている。

焼肉バイキング ウエスタン永山店の閉店は値上げによる客離れと焼肉きんぐなどの直接的な競合店の出現、より低価格な他ジャンルの外食店など競合が増えたことが要因と管理人は推測する。

また、コロナ真っ最中はもちろん、あけた後でも古くからのバイキング形式の店は衛生面などから敬遠されがちで、旭川市内でも西イオンに入店していた「フェスタガーデン 旭川西」が閉店するなど生き残っているのはホテル併設のレストランを除くと旭川駅前の「グランファームビュッフェ 旭川駅前店」か、「ファイブスター」ぐらい。

ファイブスターはかつては賑を見せていた市内でも有名店だが、今では見る影も無いぐらい客足が遠のいている。

同じバイキング形式でも焼肉きんぐは客がいちいち席を離れなくてもOKなオーダー式バイキングなので、こういった部分でも明暗が別れたのかもしれない。

なお、焼肉バイキング ウエスタンの他店舗は営業を続けているのでどうしてもウエスタンを楽しみたい人は札幌の店舗か、帯広の本店など遠出したときに利用してみてほしい。特に本店のウエスタンはかなり美味しいそうだ。

 

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