【噂話】閉店した旭川のイオン春光店・跡地(建て替え後)はディスカウントの「ザ・ビッグ」?

旭川市の地域情報
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イオン春光店の跡地は何ができる?

2021年2月28日に老朽化から閉店することとなった旭川市のイオン春光店。閉店後は建て替えて別の商業施設になることが発表されているが、この記事を書いている2023年4月の時点ではどんな商業施設になるかは発表されていない。

2022年12月にリアルエコノミーが報じた内容によると、延べ床面積は旧店舗の半分程度になる見通し。そして特定小売業施設新設届け出による情報によると

  • 敷地面積約7789坪(2万5706㎡)
  • 建築面積約2943坪(9712㎡)
  • 延べ床面積は約2852坪(9414㎡)
  • 店舗面積は約1852坪(6112㎡)

出典:リアルエコノミー

となっている。イオン北海道以外の出店(テナント店舗)については未定。飲食店の計画があり、このうち約226坪(747㎡)。

旧「イオン旭川春光店」は、2階建て延べ床面積約6696坪(約2万2100㎡)だったので、上の図面と延べ床面積からおそらく1階建ての平屋店舗になると思う。

さらに旭川市内ではもともと食品スーパーでの物価が安い地域柄で、近年ではトライアルやメガドンキホーテなどのディスカウントストアによる低価格競争が激しさを増している。イオンが展開するザ・ビッグも好調で、順当に行けばイオン旭川春光店はザ・ビッグ業態となる可能性が高い

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また、ある筋から建て替えオープン後の店についての情報も入手した。それによれば「ザ・ビッグ」になるとのこと。ただしこの筋の情報はいつも当てにならないことがあるため、ザ・ビッグ説といのはあくまで噂話のひとつとしてとらえてほしい。

イオン春光店がザ・ビッグ春光店に建て替えになる可能性を検証してみる

噂はあくまでウワサなので、現状入手できる資料や状況からザ・ビッグ説を検証する。イオン春光店の建て替え店舗(候補)が正式に発表されていないとはいえ、公式のニュースリリースには…

今後は、新たな商業施設として生まれ変わり、地域の皆さまの日々の暮らしを支える店舗を目指してまいります。

とある。これはイオン系列のいずれかの店舗に生まれ変わることを示唆している。イオン北海道が展開しているイオン系列のお店といえば大きく分けて3つ

・イオン(イオンモール)
・ザ・ビッグ
・マックスバリュ

の3種類。このうちイオン春光は一番上のイオンに該当する。噂話ではこれからザ・ビッグに建て替えて転換するとのこと。ここで、これを裏付けそうな資料を見つけたので紹介する。

上記資料は2014年2月にイオン旭川春光店の食品フロアが改装オープンしたときのニュースリリースのPDFのキャプチャー。

これによればイオン春光店の食品フロアは「ディスカウント業態」として運営しているとのこと。ディスカウント形態ということは(※現状ではあくまで食品フロアの話であるが)ザ・ビッグに似ており、建て替え候補がイオン形態ではなく、ザ・ビッグとなってもおかしくはないことがいえる。

市内でザ・ビッグといえば宮前や緑が丘のような食品スーパーのみのイメージが強い人もいるが、場所によってはザ・ビッグ内に他業種のテナントが入ることもあり、今までのイオン旭川春光店のようにイオン+テナントな店舗形態も実在する。

仮にザ・ビッグ春光店が誕生すれば2022年10月下旬に永山地区にオープンしたの「ザ・ビッグ永山店」に続く5店舗目が誕生する。

ザ・ビッグ春光店(仮)はいつできる? オープン日は?

ザ・ビッグ春光店のオープンまでを予想

ザ・ビッグ春光店がイオン旭川春光店の跡地に誕生すると仮定し、いつオープンするか予想してみる。

建物は完全新築とはなるものの、前と同じイオンのような複合施設だと工事期間がかなりかかるため平屋になると予想する。似たような事例が過去に「ザ・ビッグ緑が丘店」であり、当時は2017年3月あたりに土地取得&開店が決まり、その後新築工事が始まってオープンしたのが同年の12月。およそ半年だ。

イオン旭川春光店の場合は解体作業があるためザ・ビッグ緑が丘店のような半年でオープンとはいかないものの、平屋店舗であれば建築に最速で1年以内にはザ・ビッグが誕生するものと推測する。

イオン旭川春光店の後継店舗は解体&建設に2年必要。買い物難民が発生&平屋1F店舗が濃厚か

北海道新聞の道北欄に春光イオンの解体予定や後継店舗、買い物難民に関する記事が載っていた。

これによると春光イオンは解体におよそ1年程度。ここから建物を建設するためプラス1年かかる見通し。そのためイオン旭川春光店のオープンは2024年5月開業予定とのこと。

また、実際に春光イオンの周辺では買い物難民が発生し、2022年4月には春光西地区市民委員の会長が北海道イオンへ後継店舗の早期建設等をお願いする要望書を提出したとあった。

イオン旭川春光が立地する地域にはコンビニを除いた食品スーパーが無く、春光イオンが建っていた半径1km圏内には春光イオンの代替となりうる食品スーパーが存在しない。それ以外にはコンビニや一応北方面に「DZマート春光5条店」がるものの価格面や品揃えから考えると少々厳しいものがある。

半径2kmともなればメガドンキホーテや、春光ダイイチ、イオン旭川西などが存在するが春光イオン周辺に住んでいる車を持たない特にお年寄りは、夏は自転車で移動すれば問題ないが、自転車が使えない冬場は買い物が辛くなる。

特に旭川市内では高齢化が進んでおり、65歳以上のお年寄りは2022年4月現在で全体の34.1%にも達する。イオン春光店が建て替えられ、営業を再開するまでその影響度は無視できないものと思う。

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