郊外型の牛丼の松屋&松のや併設店舗が旭川中心部の4条通18丁目に誕生
牛丼の松屋と、とんかつの松のやが一体化した、「松屋&松のや」が4条通18丁目交差点の旧北洋銀行大雪通支店の跡地にオープンした。
建設は新築物件で大和リース施工(大和ハウスグループ)によるもの。工期が10月16日~来年の3月16日までとなってっていた。
大町店のときは3ヶ月~4ヶ月程度でオープンしたが、4条店はそれよりもオープンまでに時間を要した。
新規オープンする店舗周辺には「みよしの餃子」が真ん前、そのとなりに「そば処 金の蕎麦」斜め向かいには釜あげうどんの「丸亀製麺」、少しはなれたところには「かつや」もあり、飲食チェーン店が集中している。
先行する大町店と同じく24時間営業の店舗となりそうで、付近の店が閉店する時間帯でも松屋でご飯が食べられるなど、深夜や早朝に使える点もポイント。

ちなみに大和ハウスはここ最近の市内新築店舗工事でかなり見かける大手ハウスメーカーで、直近だとウェスタンに新規オープンしたGUや、その隣のホンダカーズ北海道 U-Select、買物公園に建設中のタワーマンションなども手掛けている。






松屋&松のや 旭川4条通店の開店日は2024年3月27日(水)
松屋の公式サイトから、旭川4条通店の開店日が掲載された。これによると「2024年3月27日10時オープン」。開店から数日間は開店記念セールを実施すると推測され、お試しのキャンペーン価格で松屋やの牛めしや松のやのとんかつメニューを楽しめそうだ。
全国の開店記念セールと同じパターンであれば、松屋と松のやのメニューから
- 牛めし・生野菜玉子セット
- 牛めし・キムチ玉子セット
- ロースカツ定食
- 味噌ロースカツ定食
- おろしポン酢ロースカツ定食


松のや開店記念セール時の味噌ロースカツ定食
の2つのメニューが税込み500円のワンコインで提供される。また、定食の方はご飯が無料で大盛りまたは特盛にできるはずなので、まだ試したことない人はこの機会にお試しを。
ただし、大町店もそうだったが開店記念セール中の昼食や夕食時間帯はかなり混雑したため、混雑時間をずらしての利用を強くオススメする。



旭川に松屋がついにオープンしました。早速行ったら、激混みであきらめ。
チラシをもらってきました。牛めし生野菜玉子セットか、ロースかつ定食が今なら500円。チラシの裏にはクーポンが、これも使えるのかな?
注文の端末と支払いの端末が別々にありました、そんなんだったっけ?#松屋 #松のや pic.twitter.com/IZSfahCl7A— mokozpocomuz (@mokozpocomuz) March 27, 2024
旭川4条通店もドライブスルー併設店舗?店内は大町店よりも広め?狭い?
本州や北海道で展開する郊外型の松屋&松のやはドライブスルーを併設することが多く、恐らくマイカーでの来店を主とした大雪通店でもドライブスルーが併設になると思う。
と予測したが、旭川4条通店ではドライブスルー店舗とはならなかった。


写真は松屋&松のや 旭川大町店のドライブスルー
北洋銀行跡地は縦長に大きな敷地で、大町店と同規模程度の敷地面積。現在できあがっている建物の基礎から推測するに店舗は結構コンパクトになりそうで、混雑時は少し狭い店内か。
大町店と同じく駐車場は広め。最大25台まで収容可能で、テイクアウトと店内飲食の両方を主とした旭川の松屋&松のやの中でも本命の郊外店舗になりそう。
一方で4条通18丁目付近は交通量も多く、市内の主要地区(中心部、永山、豊岡、東光)につながる主要道路のため集客力は高いものの渋滞による懸念材料もあり、時間帯によっては店に入りづらかったり、車が出づらかったり渋滞による事故の発生など、少し注意が必要だ。
また国道39号線沿いからは右折での店舗新入が禁止されており、左折のみ進入可。ここは国道と4条通が交差する交差点で、交通量がかなり多く右折待ちによる事故誘発の懸念があるため、是非ともルール厳守でお願いしたい。
特に新規開店時には大町店同様にオープン記念500円ワンコインサービスメニューを提供するはずなので、混雑は不可避になるかと。



管理人も大町店のオープン記念で500円の味噌カツ定食を食べたが、味噌のコクとサクサクのカツでかなり美味しかった。高級系のとんかつにはさすがに勝てないと思うが、かつや系の低価格系が好きなら全然アリ。
ご飯も店内飲食なら定食系でおかわり無料、持ち帰りでも特盛まで無料サービスなので安くお腹いっぱいにできる。ご飯の味や水加減もかなり良好で、安い外食チェーン店の中でもかなり上位の方。少なくともかつやより美味しいと感じた。
なお、とんかつメニューはフライヤー清掃もあって営業時間外の深夜帯では提供されないので深夜にとんかつを食べようと思っている人は要注意。
よく利用するなら松弁ネットへの登録でポイント貯まる
松屋では専用注文サイト「松弁ネット」を運営しており、ここから弁当や宅配、来店予約などをネットで注文することでポイントが貯まる。貯まったポイントは
- 1ポイント=1円にて、10ポイント単位
で次回の注文に使えるのでよく利用する人はもれなく松弁ネットへの登録がオススメだ。期間限定のキャンペーンやランクアップなどによってポイント還元率がアップする。
松弁ネットではテイクアウト注文時には、受取時間を指定しておくと弁当を作っておいてすぐに受け取れたり、来店予約でも事前に注文しておくとお店で特に混雑時に券売機に並ぶ手間が省ける。




2023年後半に入って松屋と松のやが旭川市内で出店攻勢
気づけば松屋が旭川市内で3店舗体制に
旭川で松屋といえば、古くは買物公園通りにある店舗が有名でかつては郊外店舗として永山環状通線沿いのパチンコ屋の一角に店舗があったが、流行らず撤退し買物公園の1店舗のみだった。
これが2023年10月には大町地区のかつやの近くに松屋&松のやの併設店舗をオープン。
半年もしないうちに今度は4条通18丁目の北洋銀行跡地に併設店舗としては2店舗目、松屋としても市内3店舗目、とんかつの松のやは2店舗目をオープンさせ、高速出店で攻勢をかける。
土日になると大町店はかつやと同じぐらい客が入っているので、牛丼ととんかつメニューの両方を扱う併設店舗の需要は高いものと思う。
本州系の大手チェーン店の未開の地・旭川市 松屋は郊外店舗を増やして収益をあげる
松屋そのものも2000年代以降は駅前や繁華街などの駅前(中心部)店舗から、車などでの来店をメインとした郊外店舗を増やしており、特にコロナ明け以降の2022年や2023年は前年比100%増の店舗数で全国に出店している。
2023年10月の新規オープンだけをみても11店舗もあり、その多くは郊外店舗となるなどファミリー層や車での来店客をメインターゲットとしているのがわかる。
郊外店舗は都心や駅前、繁華街などに比べて家賃が安く、人件費や店舗維持費も安く、駐車場を完備できるなどのメリットなどがある。
また、コロナ渦で松屋は中心部型店舗において来客数が大幅に減少し、営業時間短縮や休業にも追い込まれた経験から、郊外店舗を急速に増やしている。北海道でも札幌などで店舗展開を増やしつつあり、旭川市はほとんど出店しておらず、開拓の余地があった地域。
北海道以外でもそれまで松屋が無かったり、かつてはあったけど撤退した地域など空白地帯(沖縄県の松屋イオンモール沖縄ライカム店、佐賀県の佐賀大財店 松屋・松のや複合店)を含め、勝機の有りそうな場所で積極的な新規オープンを展開中だ。
それにしても、もまさかここまで松屋やその系列の松のやが旭川で増えるとは思っていなかったが、松屋以外でも本州の大手チェーン店が未開拓地として旭川に進出してくるケースが増えており、最近では物珍しくなくなってきている。
松屋は以前のような単独店舗での出店は控え、とんかつの「松のや」や、寿司の「すし松」、カレー専門の「マイカリー」等などの郊外型&併設店舗で牛丼屋の知名度を活かしつつ、牛丼以外のメニューも提供することで幅広い集客効果を狙う。
牛丼&とんかつは旭川市内でも鉄板の外食ジャンル
かつてステーキ系チェーン店が進出してきたときは固定客が根付かず一部を残して撤退したが、牛丼やとんかつなど庶民的で誰もが食べやすい人気ジャンルだとステーキのときのような失敗は少ないのではと思う。


お昼時で混雑するかつや大町店
市内での牛丼屋はすき家が3店舗、吉野家が3店舗あり需要は底堅い。とんかつチェーン店も低価格系はかつやが3店舗、高級系は札幌の玉藤、井泉、かつ半、和幸などがありこちらも人気。


お昼時で混雑する松屋&松のや 旭川大町店
松屋と松のやは値段も手頃な価格帯なので高級系とんかつチェーン店のように敷居は高くないし、24時間営業の強みもある。
松屋&松のや 旭川4条通店(仮称)の店舗情報
住所:北海道旭川市4条通18丁目347
開店日:2024年3月~4月?
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