【開店・店舗レビュー】業務スーパー 旭川緑町店

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業務スーパー 旭川緑町店の概要

旭川市内でも大人気の業務スーパー。その市内2店舗が待望のオープンをむかえたと聞き、早速旭川緑町店に行ってみた。

旭川市内の業務スーパーは旭神地区に第1号店があるが、緑町店はその2号店目。

ただしフランチャイズ運営元が旭神店とは異なり、今回オープンした緑町店は釧路などで業務スーパーをフランチャイズ展開する「三ッ輪商会」によるもの。

緑町店は旭神店よりも店舗が大きい以外に精肉と惣菜コーナーがあり、かつ一部取り扱い商品も異なるなど、同じ業務スーパーでも取り扱い商品が異なる。

当初は2023年2月下旬オープンを予定していたが、諸事情により3月下旬に延期。2023年3月23日にはれてオープンとなった。

業務スーパー 旭川緑町の駐車場について

旭川緑町店は元々、「ツルハドラッグ旭川緑町店」があったところ。

駐車場そのものは既存の旭神店の第1駐車場より広めで約29~30台だが、旭神店のような第2駐車場は無く、旭神店の人気ぶりを考えると混雑時は手狭感がいなめない。

旭神よりは間隔も広いため駐車しやすいが、やはり混雑するとすぐに一杯になるので、極力混雑時間は避けたほうが無難。

ちなみに今回行った時は土曜日の13時頃で、開店当初の影響もあり数台が駐車場に入れず、道路側で駐車待ちしていた。

業務スーパー 旭川緑町店の広さはとても大きい

ではいざ店内へ。入るとすぐに気づいたが旭神店よりも明らかに広い。というよりは旭神店が極端に狭いだけだと思うが、旭神店のイメージがあると確実に広く感じる。

面積的には2倍~3倍程度あり、縦長の旭神の店舗を横に3つ並べた広さ。店内が広いので通路も広く、ゆったりとした配置。

旭神店ではその狭さゆえに商品を選んでいると通路を塞ぐという事態が多々発生するが、緑町店ではその心配は無いくらい通路が広い。

また取り扱い商品も旭神より多く、旭神にはない商品もいくつもあった。一方で旭神では売っていた商品が緑町店には無かったりと、少し異なる部分もあった。このあたりは好き好きがでそうだ。

業務スーパー 旭川緑町店の惣菜コーナー

今回の新店舗で一番期待していた惣菜コーナー。入ってまっすぐ奥のところにあり、店内調理ながら唐揚げバイキングは税抜き54円。5個まとめると割引されるなど、常時ディスカウント価格となっていた。

試しに牛すじコロッケとメンチカツ、ハムカツを買ってみたが、市内スーパーで売っている惣菜と謙遜無くかなりコスパは高いように感じた。

特にジャンボチキンカツはこの大きさながら税抜き198円とかなり割安。胸肉を使ったタンパク系のチキンカツだが、このボリュームでこの値段はすごい。実際に食べてみたが厚みがかなりあり、一人で食べ切るとお腹いっぱいに。

トライアルの惣菜でも同じようなジャンボチキンカツが298円(税込み)なので、業務スーパーのチキンカツはコスパが高い。

※ちなみに値上げ前のジャンボチキンカツは税抜き148円だったらしく、びっくりな価格設定

このほかタルタリストが歓喜する「チキン南蛮」が398円。※ミニサイズのチキン南蛮は248円

ポテトサラダやスパゲッティサラダなども売っていた。これらももちろん店内調理で、ポテトサラダは200gあたり218円といつでも安い。

これ以外は300円前後のカツ丼や弁当、太巻きバイキングなどもあり旭神店よりもかなり魅力が高いと感じた。

旭川緑町店の精肉コーナー

緑町店では精肉も扱っており、ちょっとした買い足しなどで重宝しそう。

緑町店の冷凍食品、加工食品など

緑町店の冷凍食品や加工食品は旭神よりも売り場面積が広く、それぞれの種類が豊富に感じた。餃子やチキンライスなどはもちろん、

肉系の冷凍食品、チルド食品もありとにかく種類が多い。

カットほうれん草などの冷凍野菜も健在。

人気の袋入りポテトサラダコーナーもあり、弁当や夕飯の付け足しなどに重宝しそう。

緑町店の缶詰、加工食品コーナー

缶詰やインスタント食品、調味料などは店の奥にあり、こちらも種類が豊富。

業務スーパーブランドの「業務カレー」シリーズや、四川豆板醤、酸姜醤(サンジャンジャン)、姜葱醤(ジャンツオンジャン)などもあり、手頃な価格で本格中華料理も楽しめそうだ。

※四川豆板醤は180ml入で税抜き188円 大手エスビー食品のものより安い

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緑町店のレジはセミセルフ式

緑町店で大きく違うと感じたのはレジにセミセルフレジを採用しているところ。

旭神では従来式のレジだったが、緑町店では商品のスキャンと会計が別れており、スピーディーな決済と店員さんの負担が軽減されいてた。

レジの台数もMAX4台なので、フル稼働すると威力を発揮しそう。

緑町店は業務スーパーのアプリ&電子決済「Gyomuca(ギョムカ)」に対応

そして緑町店では北海道の業務スーパーでも珍しい業務スーパーの公式アプリ&電子決済の「Gyomuca(ギョムカ)」に対応する。

出典:業務スーパー

Gyomucaは、トライアルでいう「トライアルプリペイドカード」に近いもので、予め専用カードまたはアプリに現金をチャージしておき、決済時に現金を使わずスマートに決済が行えるしかけ。

ただし、トライアルカードとは異なり買い物時はポイントが貯まらず、現段階では現金チャージ時に1000円で5ポイントたまるのみ。元々価格が安い業務スーパーなのでこの点は致し方ないか。たまったポイントは100ポイントごとに100円として業務スーパーで利用可能だ。

またアプリをインストールしておくとお得なチラシ情報も配信されるため、業務スーパーを日常的に利用する人には嬉しいアプリ。

ちなみに旭神店ではこのギョムカは未導入なので、現在市内で使えるのはこの緑町店のみ。利用する場合はご注意頂きたい。

業務スーパー 旭川緑町の総評・旭神店の混雑が緩和されるかも?

というわけで旭川市内2店舗目となる業務スーパーの緑町店に行ってみたが、広い店内に惣菜コーナー、種類の豊富な商品、広い通路など、旭神店には無い魅力が大きい新店舗と感じた。

駐車場に関しては第2駐車場が無いため混雑時は辛いが、これ以外に関しては旭神店の上位互換店のような存在だと思う。

また旭川市内に業務スーパーの2店舗目ができたことで、旭神店に集中していた客が分散し混雑が緩和されることも期待できる。

旭川市内では元々スーパーが多く、近年ではトライアルやザ・ビッグなどのディスカウントストアが進出し競争が激しくなっている。

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加えて近年の物価上昇による節約志向の高まりで、低価格志向のディスカウントストアが好まれる傾向は加速しており、今後は低価格スーパー主体の競争が激しさを増すと推測する。

今回の業務スーパー 旭川緑町店はこの競争の激化に寄与しそうな店舗で、既存の非ディスカウントストア(アークス、ダイイチ、生協など)は少なからず売上減の影響を受けるはずで、食品スーパー戦国時代・突入の幕開けかとなるか。

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