【就活・転職の前に】旭川市のブラック企業 ネットや口コミで簡単にわかる方法

旭川市の地域情報
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地方都市はブラック企業の巣窟。旭川市も例外ではない

 

前回やその前の記事で扱った旭川の人口減の問題。

少子高齢化以外に若者が大都市圏に転出(流失)するのもひとつの理由だが、管理人はこの人口減の問題に地方に魅力的な企業が少ない(逆を言うとブラック企業が多い)ことが大きく影響しているのではと考えている。

地方都市というのは大都市に比べて人口密度が低く、商圏も狭くビジネスの機会が少なくなる。また、ライバル会社も大都市に比べると少なく、競争はそこまで激化しない。

当然ながら賃金も最低賃金に近い求人が多く、待遇も悪く働き方改革なんてしなくても人が集まる状態にあった(※かつては)。

なので必然的に賃金が安く、長時間労働があたりまえで残業代なしみたいなブラック企業が地方都市では多くなる傾向にある。

ただ、近年では旭川市でも20代と30代の若者や中堅層の働き手が20年前と比べて半分になるなど極端に減っており、以前のような募集の仕方やブラックな労働環境では求人をかけても全然人が集まらない会社も業態によっては出てきている。

特に最近ではインターネットで簡単にその会社の内部情報を口コミで確認できるようになり、その口コミ次第では応募すらしないなど働き手側が有利な時代となった。

そこで旭川市で転職や就職しようと思っている人向けにブラック企業の探し方や見つけ方、有用なサイトを紹介しようと思う。

全国法人リスト

Google検索で「旭川 ブラック企業」とキーワードを入力して検索すると第1位で表示されるサイト。

サイト名は「全国法人リスト」だが、このコンテンツの中に「ブラック企業リスト」というのがあり、ここに法令違反や労基署から処分を受けた会社が実名&全国レベルでリスト化されている。

当然ながら旭川市も含まれており、この記事を書いたときには69社が登録されていた。違反内容は虚偽の労働報告から死亡事故まで様々。

軽度な違反であれば問題ないと思うが、長時間労働や死亡事故に関する違反は要注意。相当なブラック企業だと思われる。

なお、旭川市で登録されているのは69件に対し函館市は34件、帯広市は28件と人口の割に旭川のブラック企業が多い。他に苫小牧市が44件と同じく多い。

もちろんここに登録されているのは法令違反や処分を受けて社名が公表された会社なので、これに該当しない会社は含まれていない。それでも一応警戒すべき会社なのか判断はつくので使えると思う。

旭川市のブラック企業一覧
旭川市のブラック企業情報を多数掲載。厚労省や国交省などによる行政処分、労基違反、社長の逮捕、違法操業など確かな情報を確認できるので、転職や取引先企業の調査などにお役立てください。

企業の口コミサイト

最近ではインターネットでの転職サイトなどに会社の口コミ情報が書かれるようになった。書かれている内容は実際に働いていた人がリアルに感じた内容なので信憑性は高いと思う。

ただ、大都市圏であれば知りたい会社が掲載されいてるが、旭川市のような地方都市で中小企業ともなると口コミが1件もない場合があるのでたまに使えないケースもある。

管理人がオススメな口コミサイトは転職会議

もう一つはキャリコネ

どちらも少ないながら旭川の企業の口コミが閲覧できる。ただし登録や口コミの最後まで閲覧には自分も口コミを投稿するなど条件が必要だが、入社前の下調べとして有用なのでぜひとも利用頂きたい。

Googleマップの口コミの星を確認する

 

Googleマップで会社の建物をクリックすると、口コミや星の数が表示されると思う。

本来これはそこを利用した人のその店に対するレビューであって、会社内部や企業情報などは書かれてない(利用規約的にも書くのはアウトだ)が、その会社に対する批判的な意味も含めて星1つで投稿する人が居る。

もちろん嫌がらせ的に複数アカウントを使って星1で埋め尽くそうとするケースもあるが、ブラック企業の疑いがある会社で星1つのレビューが多数あったら少し用心したほうが良いと思う。

求人サイトや求人フリーペーパーで毎週&他業種で募集な会社は要注意

これは旭川に限った話ではないが、例えば求人サイトであればシゴトガイドとか、ジョブキタ。フリーペーパーであればライナーに毎週のように募集している会社は要注意。

ブラックゆえに募集をかけても人が集まらないか、応募があってもすぐに辞めて再度求人を出している可能性が高い。

また、そういった会社に入っても常に慢性人不足な中で仕事をしているためかなり激務で、新入りであってもこき使われて肉体的にも精神的にも病む可能性が高い。毎回求人をチェックしているとわかるようになるが、この手の求人は口コミよりもヤバいかもしれない。

求人内容に「アットホーム」、「気さくな雰囲気」「ホワイト企業」はデスワード

これも旭川に限った話ではないが、求人内容に「アットホーム」や「気さくな雰囲気」、「ホワイト企業」と書いているところは要注意。

普通ホワイトであればこんなこと書かなくても良いはずなので、採用担当者がブラックな環境を意識しており、ブラックじゃないアピールのため、求人募集内容に反映されていると思う。

また、そういった会社はすぐにでも人が欲しいから面接が簡単で即日採用なケースが多い。逆にちゃんとした会社は面接が複数回だったり、筆記試験があったりと面接プロセスが長かったりする。

夜に会社を見に行く

 

これは残業時間などどれぐらい遅くまで働いているかを確認するときに有用な方法。求人内容に残業月20時間とかあってもそれは建前で、実際はそれ以上働いているケースは多々ある。

そんな会社を見抜くには夜遅くに会社を確認し、電気が付いていないか。あるいは祝日や日曜日など休みの日にも会社を見に行って働いていないかを実際に確認すると求人との乖離を確認できる。

もし夜遅くまで電気が付いていたり、休みのはずの休日も出勤している人が居るなら長時間労働、休日出勤が日常茶飯事なブラック企業だと思っていい。

飲食、物流、食品などの業界は注意

 

旭川の求人の中で飲食や食品関係、スーパーや物流は基本的に忙しい業界。

飲食は店によっては24時間営業だったり、食品関係やスーパーは土曜や日曜日も交代で働く業界。物流は昨今のインターネット通販の普及により特に宅配業は激務で、個人的にはこれら業界はオススメしない。

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